エッセイ 主題構造という作曲要素~『名曲の旋律学』を読んで (初出2002年4月8日)クラシックの交響曲に代表されるような「大きな作品」の特徴は、見方を変えれば、「あの大きさにも関わらず全体がバラバラにならず、ひとつの音楽として統一感を感じることが出来... 2025-05-18 エッセイ
エッセイ テクノロジーと作曲との関係~『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』を読んで (初出2002年4月8日)監修者曰く、本書は「テクノロジーと表現、テクノロジーと文化、テクノロジーと人間や社会との共時的、通時的な関係を、音楽をモデルとして横断的に探求することを目的としたアン... 2025-05-17 エッセイ
エッセイ “型”としての作曲技術~『作曲の基礎技法』を読んで (初出2002年4月8日)まずこの本は、作曲の技術的側面に的を絞った技術書だと言えるでしょう。音楽としての「形」を成立させるための技術、身に付けるべき音楽の「型」といったものを、数個の音符から... 2025-05-17 2025-06-01 エッセイ
エッセイ 建築は凍てれる音楽である(音楽の構造)~『音楽の不思議』を読んで (初出2002年4月8日)古くから、音楽は建築と密接に並べて語られることが多かったようで、表題の「建築は凍てれる音楽である」という一文は、その例として本書内で紹介されているものです。この詩的な... 2025-05-17 2025-06-06 エッセイ
エッセイ 積み上げる作曲~『作曲の基礎技法』を読んで (初出2002年4月8日)著者は、作曲の初心者に対して次のようなアドバイスをしています。初心者は、これから創造しようとする楽曲を全体像として(一気に)心にえがくことは不可能である。そこで、簡単... 2025-05-17 2025-06-01 エッセイ
ブックレビュー レビュー『サウンド・エシックス』小沼純一 著 (初出2002年4月10日)現在、身の回りに当たり前のものとして存在し、終始鳴り響いている“音と音楽”ですが、本書では、日常の環境の一部であるがゆえに見過ごしていること、一般的に省みられないこ... 2025-05-17 ブックレビュー
ブックレビュー レビュー『日本楽器法』三木稔 著 (初出2009年1月18日)日本楽器を用いた独自の音楽で知られる三木稔氏による、邦楽器(日本楽器、和楽器)版「管弦楽法」と呼ぶべき一冊です。日本の管楽器・抱絃楽器・伏絃楽器・打楽器それぞれの構... 2025-05-16 ブックレビュー
ブックレビュー レビュー『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』岡田暁生 著 (初出2008年11月28日)素晴らしい意欲作です。学問的な精密さや正しさを追及したものや、歴史人物たちの解説に留まりがちな音楽史の本の中で、本書は異彩を放っています。本書では“西洋(芸術)音... 2025-05-16 ブックレビュー
音楽レビュー ルトスワフスキの魅力を再認識 (初出2006年6月14日)ルトスワフスキ(Witold Lutoslawski 1913-1994)のNAXOS盤『Symphony No.4』より、『間奏曲(interlude)』を改めて... 2025-05-16 音楽レビュー
音楽レビュー 北欧の作曲家ラウタヴァーラ (初出2006年6月9日)ラウタヴァーラ(Einojuhani Eautavaara 1928- )の交響曲第3番&7番&8番、ピアノ協奏曲第2番&第3番などを聴く。NAXOSのサイトには充実... 2025-05-15 2025-08-04 音楽レビュー