ライナーノーツ

『Phantom Gleam』ライナーノーツ

Phantom Gleam by Masaharuタイトルチューンの『Phantom Gleam』(原題『幻の輝き』)では、曖昧模糊としたドローンサウンドやエフェクティブなリズムが幾重にも...
ライナーノーツ

『City of Gravity』ライナーノーツ

City of Gravity by Masaharu12平均律の音階を何らかの理論的根拠によって抽象的に組織化し、独自の音楽空間を構成する──。これはある種の作曲家にとって大変魅力的な挑戦...
エッセイ

続・作曲を見つめる~なぜ音楽による共感が可能なのか

(初出1999年11月12日)以前のコラム『作曲を見つめる』では、作曲という行為の「運動そのもの」についてモデル化を試みましたが、今回の「続・作曲を見つめる」ではその運動を取り巻く環境や現象の...
エッセイ

作曲者から見る音楽理論~二つの音楽理論のタイプとその接し方

(初出1999年10月22日)第1章:理論という名の物語まず始めに、辞典から「理論」と「法則」という言葉について調べておきます。あらためて調べてみると、音楽というものから受けるイメージからは程...
エッセイ

作曲を見つめる~作曲行為を理解するための仮説モデル

(初出1999年10月21日)作曲という行為は、作曲者にとっても、また周囲の人にとっても、「なぜそれが出来るのか分からないもの」という風に捉えられることが多い様に思います。作曲においては、他の...
エッセイ

管弦楽法が学べる初心者向け良サイト

ソフトウェア音源で本格的なオーケストラ・サウンドを使いたい、でも具体的な方法が分からない、勉強したい。──そんな初心者に役立つサイトを二つご紹介します。カンタン・オーケストレーション一つ目は「...
ブックレビュー

レビュー『音楽の不思議』別宮貞雄 著

(初出2002年4月9日)『私は、ただ音楽をつくるだけでなく、同時に、「一体音楽とは何なのか」「自分は何のために作曲をするのか」等々、考えなくてはいられないたちであり、そのような発言をし、また...
ブックレビュー

レビュー『音楽して生きたい!』エリザベス・スウェイドス著

(初出2002年4月9日)作曲家を志す人のための応援歌と呼べる一冊です。著者はミュージカルやオペラなどの分野で活躍し、トニー賞へのノミネート経験もあります。そういった分野で揉まれてきただけあっ...
ブックレビュー

レビュー『クラシックを聴け!』許光俊 著

(初出2002年4月9日)シンプルな語り口で大胆に解説する痛快な一冊です。クラシックを聴き始めたものの、延々と繰り広げられる音の洪水に目を回している人には、うってつけでしょう。特に、ソナタ形式...
ブックレビュー

レビュー『大作曲家があなたに伝えたいこと』千蔵八郎 著

(初出2002年4月9日)およそ百人に及ぶクラシック音楽界の作曲家の発言をまとめ、音楽学者である著者千蔵八郎氏が解説コメントを加えた一冊です。目次の抜粋をご覧のように、古くはラモーやクープラン...