ブックレビュー

3. 『音楽をつくる可能性』の力強い言葉たちに触れてみる

(※このページは「2. 『音楽をつくる可能性』の内容と構成」からの続きです。詳しくは『音楽をつくる可能性』特集をご覧下さい。)ここでは、『音楽をつくる可能性』に収められている“作曲についての言...
ブックレビュー

2. 『音楽をつくる可能性』の内容と構成

(※このページは「1. 『音楽をつくる可能性』は意外と知られていない名著」からの続きです。詳しくは『音楽をつくる可能性』特集をご覧下さい)先ほども言いました様に、『音楽をつくる可能性』は先生向...
ブックレビュー

1. 意外と知られていない名著『音楽をつくる可能性』

(※このページは「読んで欲しいこの一冊。『音楽をつくる可能性』特集」の続きです)作曲の中身について書かれた本と言えば、和声法や対位法、コード理論といった「理論書」か、作曲家の自伝で語られる創作...
ブックレビュー

読んで欲しいこの一冊。『音楽をつくる可能性』特集

AI音声による「この記事の解説Podcast」(初出2002年4月9日)この特集では、作曲をする人、してみたい人、興味がある人にぜひ読んで欲しい本『音楽をつくる可能性』をたっぷりとご紹介して...
エッセイ

作曲行為の起動~『大作曲家があなたに伝えたいこと』を読んで

(初出2002年4月8日)物事には何でも始まりがあります。では、作曲行為にとって「始まり」とはどういったものなのでしょうか。最初の音が選択、決定されて、曲が姿を見せ始めるまでには、どういったこ...
エッセイ

音楽における”歴史的問い”の喪失~『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』を読んで

(初出2002年4月8日)まずは本書の論考のひとつ、椹木野衣氏の「”音楽”の消滅とその<痕跡>」からの引用をご覧ください。美術史におけるマルセル・デュシャンの試みの例を引くまでもなく、近代以降...
エッセイ

作曲後に襲い掛かってくる疲労感~『大作曲家があなたに伝えたいこと』を読んで

(初出2002年4月8日)本書は、百人に及ぶ作曲家の、作曲に関する発言をまとめたものです。それぞれの発言に対して、音楽学者である著者の千蔵八郎氏がコメントを添えています。その内容は、作曲家の紹...
エッセイ

積み上げる作曲 その2~『現代音楽のポリティックス』を読んで

(初出2002年4月8日)シェーンベルク著「作曲の基礎技法」のコラム「積み上げる作曲~『作曲の基礎技法』を読んで」において、音楽の積木を積み上げる作曲についてお話ししました。本書の著者で作曲家...
ブックレビュー

レビュー『クレーの絵と音楽』ピエール・ブーレーズ著

(初出2002年4月10日:追記2025年5月19日)ピエール・ブーレーズ(1925-2016)は、20世紀後半を代表するフランスの作曲家、指揮者、そして音楽理論家です。パウル・クレー(187...
ブックレビュー

レビュー『未聴の宇宙、作曲の冒険』湯浅譲二/西村朗 著

(初出2009年1月18日)著者は共に現代音楽界で活躍を続ける作曲家であり、これまでに個性的な作品を世に問うてきた個性的な人物たちです。本書は、そんな両者が創作について縦横に語り合った、奔放な...