エッセイ

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管弦楽法が学べる初心者向け良サイト

ソフトウェア音源で本格的なオーケストラ・サウンドを使いたい、でも具体的な方法が分からない、勉強したい。──そんな初心者に役立つサイトを二つご紹介します。カンタン・オーケストレーション一つ目は「...
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2009年版:オーケストラ打ち込み備忘録(アーカイブ)

※はじめに~注意書きこの記事の内容は、2009年当時のものです。これは「当時の制作環境の記録・アーカイブ」として掲載しているものであり、現在の制作環境や状況とは異なります。資料記事という趣旨を...
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デジタル環境での音楽制作と管弦楽法

(初出2008年12月10日)言葉の通り、管弦楽法とはオーケストラという演奏集団によって音楽を響き渡らせるための数々の経験則・方法ですが、ここではPC/DAWでオーケストラサウンドを用いる音楽...
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作曲時の心の状態

(初出2009年6月26日)この文章は、自分の制作モードの心的状況を印象批評風の文章で書いてみる試みです──。己が仮想するものを具現化したいと渇望するとき、そしてその仮想が現実化のプロセスを流...
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呪縛に想う

(初出1999年10月22日)過去、私が作曲をしていて思い煩う事が多かった呪縛と言えば、「表現したいことがあるのか」というものでしょう。これはどういうことかと言いますと、まず頭の中に明確なイメ...
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作曲行為の起動~『大作曲家があなたに伝えたいこと』を読んで

(初出2002年4月8日)物事には何でも始まりがあります。では、作曲行為にとって「始まり」とはどういったものなのでしょうか。最初の音が選択、決定されて、曲が姿を見せ始めるまでには、どういったこ...
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音楽における”歴史的問い”の喪失~『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』を読んで

(初出2002年4月8日)まずは本書の論考のひとつ、椹木野衣氏の「”音楽”の消滅とその<痕跡>」からの引用をご覧ください。美術史におけるマルセル・デュシャンの試みの例を引くまでもなく、近代以降...
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作曲後に襲い掛かってくる疲労感~『大作曲家があなたに伝えたいこと』を読んで

(初出2002年4月8日)本書は、百人に及ぶ作曲家の、作曲に関する発言をまとめたものです。それぞれの発言に対して、音楽学者である著者の千蔵八郎氏がコメントを添えています。その内容は、作曲家の紹...
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積み上げる作曲 その2~『現代音楽のポリティックス』を読んで

(初出2002年4月8日)シェーンベルク著「作曲の基礎技法」のコラム「積み上げる作曲~『作曲の基礎技法』を読んで」において、音楽の積木を積み上げる作曲についてお話ししました。本書の著者で作曲家...
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主題構造という作曲要素~『名曲の旋律学』を読んで

(初出2002年4月8日)クラシックの交響曲に代表されるような「大きな作品」の特徴は、見方を変えれば、「あの大きさにも関わらず全体がバラバラにならず、ひとつの音楽として統一感を感じることが出来...