エッセイ

作曲者から見る音楽理論~二つの音楽理論のタイプとその接し方

AI音声による「この記事の解説Podcast」(初出1999年10月22日)第1章:理論という名の物語まず始めに、辞典から「理論」と「法則」という言葉について調べておきます。あらためて調べて...
エッセイ

作曲を見つめる~作曲行為を理解するための仮説モデル

AI音声による「この記事の解説Podcast」(初出1999年10月21日)作曲という行為は、作曲者にとっても、また周囲の人にとっても、「なぜそれが出来るのか分からないもの」という風に捉えら...
エッセイ

管弦楽法が学べる初心者向け良サイト

ソフトウェア音源で本格的なオーケストラ・サウンドを使いたい、でも具体的な方法が分からない、勉強したい。──そんな初心者に役立つサイトを二つご紹介します。カンタン・オーケストレーション一つ目は「...
ブックレビュー

レビュー『音楽の不思議』別宮貞雄 著

(初出2002年4月9日)『私は、ただ音楽をつくるだけでなく、同時に、「一体音楽とは何なのか」「自分は何のために作曲をするのか」等々、考えなくてはいられないたちであり、そのような発言をし、また...
ブックレビュー

レビュー『音楽して生きたい!』エリザベス・スウェイドス著

(初出2002年4月9日)作曲家を志す人のための応援歌と呼べる一冊です。著者はミュージカルやオペラなどの分野で活躍し、トニー賞へのノミネート経験もあります。そういった分野で揉まれてきただけあっ...
ブックレビュー

レビュー『クラシックを聴け!』許光俊 著

(初出2002年4月9日)シンプルな語り口で大胆に解説する痛快な一冊です。クラシックを聴き始めたものの、延々と繰り広げられる音の洪水に目を回している人には、うってつけでしょう。特に、ソナタ形式...
ブックレビュー

レビュー『大作曲家があなたに伝えたいこと』千蔵八郎 著

(初出2002年4月9日)およそ百人に及ぶクラシック音楽界の作曲家の発言をまとめ、音楽学者である著者千蔵八郎氏が解説コメントを加えた一冊です。目次の抜粋をご覧のように、古くはラモーやクープラン...
エッセイ

2009年版:オーケストラ打ち込み備忘録(アーカイブ)

※はじめに~注意書きこの記事の内容は、2009年当時のものです。これは「当時の制作環境の記録・アーカイブ」として掲載しているものであり、現在の制作環境や状況とは異なります。資料記事という趣旨を...
ブックレビュー

レビュー『音楽史17の視座』田村和紀夫、鳴海史生 著

(初出2002年4月10日)本書は、音楽史を単なる歴史的事実の羅列としてではなく、「思想・芸術・社会」との多角的な関連性の中で捉え直そうとする意欲的な試みと言えます。タイトルが示す通り「17の...
ブックレビュー

レビュー『リズムの法則』ミッキー・アーンショウ著

(初出2002年4月10日)リズムというものを、時間を区切る「パルスの連続」だと考えたとき、そこには「数」の世界とのつながりが見えて来ます。本書は、二進数の考え方をリズムに持ちこみ、単純なリズ...